ドキュメンタリーの海へ―記録映画作家・土本典昭との対話

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  • サイズ A5判/ページ数 373p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784768476727
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0074

内容説明

学徒動員、全学連、山村工作隊、獄中体験を経て、岩波映画、「青の会」、『ある機関助士』、“一九六八年”から、原発、アフガニスタン、失われた九〇年代、“9・11”まで。そして水俣シリーズ17本の金字塔―。ドキュメンタリー映画の快楽とは何か―巨匠・土本典昭が語るその生涯と映画術のラスト・メッセージ。

目次

第1章 パルチザン土本典昭前史(少年時代から敗戦まで;共産党入党と全学連 ほか)
第2章 すべては汽車とともに始まった―一九六〇年代(『ある機関助士』;『ドキュメント路上』 ほか)
第3章 「水俣」シリーズの彼方に―一九七〇年代(『水俣―患者さんとその世界』;『水俣一揆―一生を問う人びと』 ほか)
第4章 アフガニスタンへの道程―一九八〇年代(『偲ぶ・中野重治』;「原発」をめぐって ほか)
第5章 失われた九〇年代、そして現在(アルコール依存症と失われた九〇年代;アフガニスタンからオホーツク海へ ほか)

著者等紹介

土本典昭[ツチモトノリアキ]
記録映画作家。1928年岐阜県生まれ。岩波映画製作所を経て、1963年『ある機関助士』でデビュー。『ドキュメント路上』『パルチザン前史』などを発表ののち、1970年代以降「水俣」シリーズ17本を現在まで連作。『よみがえれカレーズ』などアフガニスタン関連作も3本を数える。2008年6月24日逝去

石坂健治[イシザカケンジ]
映画研究者/東京国際映画祭アジア部門ディレクター。1960年東京都生まれ。早稲田大学大学院で映画学を専攻。1990年から国際交流基金専門員としてアジア中東映画祭シリーズを企画運営。2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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