内容説明
電気ショックは管理の道具。医療費節約という旗印の下に、この悪魔の行為が日本中で進行中である。
目次
ESの実際を私自身の体験から
ES処置が治療ではなくて人権侵害であるという理由
無痙攣ショック(療法)ならよいのか?
ESのインフォームド・コンセントということ
ESは一九七〇年代初頭まで頻繁に使われていた
ES処置は管理の道具
管理するという考えは精神科医療では完全には取り払えない
ESの現状を三文書から
ESが治療手段であるかのごとく間違われてしまう歴史
二つの世界大戦を挟む一九三〇年代~一九四〇年代。そして、その後から現在まで
一九九〇年前後から再びESが蔓延し始めた原因
ESによる脳障害の証明、確認の作業
著者等紹介
水野昭夫[ミズノアキオ]
1943年、宮崎県都城市に生まれる。1968年、鹿児島大学医学部卒業。1975年、宮崎市内で開業。現在、医療法人如月会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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