内容説明
「みんなにごめんなさいって言ってほしい」涙の訴えを黙殺する行政、知的障害者の証言を受け止めようとしない警察・検察、司法の壁。障害者への差別と偏見をはねのけ性被害を語ることの苦渋を乗り越えて勝ち取った真実。
目次
第１章 障害者虐待事件の発覚と支援の開始
第２章 赤須への執行猶予判決と三月二十八日実力糾弾のたたかい
第３章 弾圧刑事裁判のたたかい
第４章 民事裁判―損害賠償請求訴訟
第５章 滋賀サン・グループ訴訟のたたかいとの連帯
第６章 みんなであつまる会―「生きる場」への模索
第７章 証人尋問の開始
第８章 原告・被告本人尋問
第９章 原告全面勝訴―判決の内容とその意義
第１０章 「赤須にちゃんと謝ってほしい」―行政交渉の開始
