羽田浦地図 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768468500
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

海沿いの工場街の人々の暮らしを、長年にわたって定点観測を続けた“粋な旋盤工”作家・小関智弘の確かで温かい眼差しがここにある。珠玉の小説集。

著者等紹介

小関智弘[コセキトモヒロ]
1933年東京生まれ。高卒後町工場の旋盤工として、2002年まで五十一年間働くかたわら、作品を発表。『大森界隈職人往来』(岩波現代文庫)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐ〜ち

0
戦後の羽田地区に住んだ金属加工職人たちのお話。高度経済成長以前の貧しかった日本。市井の人々の生活を淡々と描いている。それから70年が経過したが、現在の我々の生活は果たして本当に豊かになったのだろうか?2013/07/22

Hisashi Tokunaga

0
「大田文学ってどう」小関氏の講演を穴守稲荷の近くで聴講して読んだ。(初回) (再読)「祀る町」を大江健三郎が激賞するのだが、この作品は大田区の歴史を背景にパッチワークし、とりわけ共産党の活動に関しては、「革命工場」と言う作品が意識されたのではないだろうか?また、不入斗の義民運動が美化されすぎていることを皮肉ってもいるように思ったがどうだろう。鷺沢さんが小関氏の作品を評価するのは、大田区在住でありありながら、闘えなかった自分を顧みてか?

O Hideki

0
羽田 大森 身近な街の戦後昭和を生きた人の感情2020/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/788751
  • ご注意事項