内容説明
故郷に生きる誇りを守るため、住民はいかにして“原発”に勝ったのか。1986年から、2000年の白紙撤回までの、芦浜原発をめぐる地元住民の闘いの記録。
目次
第1部 芦浜発原の終焉(二〇〇〇年二月二十二日)(芦浜原発終焉の日;終わらなかった原発問題)
第2部 白紙撤回への道(一九九四年十一月~一九九九年)(海洋調査申し入れ;原発必殺条例;四者会談のはざまで ほか)
第3部 古和浦漁協攻防戦(一九八六~一九九四年十月)(海の夫婦の詩;苦悩する熊野灘漁民;古和浦漁協の攻防 ほか)
著者等紹介
北村博司[キタムラヒロシ]
1941年三重県北牟婁郡紀伊長島町新町に生まれる。同町古里住。1963年明治大学政治経済学部卒。1975年『紀州ジャーナル』創刊。紀伊長島町議当選、六期つとめ、1999年引退。2001年『紀州ジャーナル』休刊
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。