証言・ハンセン病―療養所元職員が見た民族浄化

個数:

証言・ハンセン病―療養所元職員が見た民族浄化

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768467916
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0030

内容説明

近代日本百年のらい政策の底流「民族浄化」=優生思想のなか、屈辱の歴史を生きた人々を忘れない。半世紀前に唱えられていた終生隔離政策批判。

目次

二十世紀前半のハンセン病事情(一九九〇年代のハンセン病事情;ハンセン病の疾病特性;ハンセン病療養所の特性;ハンセン病行政の特性)
付録・点字舌読(青山善郎)(点字に明け暮れた青春;盲人社会への復権;生活のなかの点字)

著者等紹介

森幹郎[モリミキオ]
1923年生まれ。名古屋大学経済学部卒業。邑久光明園(国立ハンセン病療養所)、国立東京光明寮(視力障害者リハビリテーションセンター。現・国立身体障害者リハビリテーションセンター)、厚生省社会局(老人福祉専門官)に勤務した後、長野大学(産業社会学部)、奈良女子大学(生活環境学部)、花園大学(社会福祉学部)に勤務。1991年、年金生活に入った。専門は老年学(比較老年学及び政策老年学)。主著に『「老域論」の新展開―現代老年学批判』(キリスト教図書出版、1995年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

無識者

15
サークルで、ハンセン病資料館フィールドワークの案内とその事前学習の担当を間違えて請け負ってしまい、とりあえず図書館で目に写った資料を借りる。森さんは療養所の職員で、行政の対応とのバチバチした対立が読み取れる。ハンセン病患者は人間扱いでなく、人間回復の戦いといわれるのもうなずける。印象的なのは付録の点字の習得の試みである。視力を失い、なおかつ手の感覚もないものが、あの手この手で、舌や唇などで習得をしていくのは感動的である。2017/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/204102
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。