内容説明
文明は栄枯盛衰を繰り返し、帝国は減びさり、革命は世界を駆けめぐろうとも、セックス―あるいはそう信じ込まされているもの―は、「時の過ぎゆくまま」に今もその作法や意味するものを昔のままに伝えている。ところが、先史時代の昔から愛や性の表現方法が不変のままだという考えはまやかしにすぎない。この本はそうした作り話のすべてを否定している。
目次
重要な出来事
今も変わらぬ溜め息
一体なぜセックスするの
神や英雄としての女たち
先史時代のセックス
快楽のためのセックス
暗雲立ち込めて
家族計画
欲望の国々
完全なる主婦〔ほか〕