内容説明
萬人一人坑の世界を掘り拓きたいと願って―。満州建国大学に学び、戦後は筑豊の炭鉱に生きたルポルタージュ作家・上野英信。何故か満州建国大学や被爆体験を黙した。7年にわたり関係者を訪ね歩き、語らなかった重さと等身大の英信に迫る!
目次
1 上野英信について
2 上野英信にとっての建国大学
3 筑豊文庫へ
4 上野英信と魯迅
5 上野英信と天皇制
6 英信の思いを継ぐ人たち
著者等紹介
河内美穂[コウチミホ]
広島県出身。広島大学文学部中国語学中国文学専攻卒業。広島大学大学院地域研究研究科(アジア研究)修了。満州国・蒙彊政権、中国残留邦人・在日外国人問題を中心に執筆と通訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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