国家と情報―警視庁公安部「イスラム捜査」流出資料を読む

個数:

国家と情報―警視庁公安部「イスラム捜査」流出資料を読む

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 22時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768456637
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0031

内容説明

2010年10月、ネット上に公安捜査資料が流出。公安捜査の異常な実態、情報流出が生んだ悲劇を徹底解読。

目次

第1章 流出資料をめぐって(公安警察の隠微な歴史と外事3課の新設;流出資料からみる公安警察の馬鹿げた実態;警備情報活動と出入国管理行政との関係について;「ムスリムの狙い撃ち」―公安警察の違法捜査;金融機関の公安警察に対する個人情報提供;在日ムスリムを襲った無知と偏見;日本政府のムスリム敵視政策・歴史と変遷;「デュモン事件」と「公安テロ情報流出事件」;日本のムスリムとその課題)
第2章 シンポジウム「検証・公安テロ情報流出事件」
第3章 資料集「公安テロ情報流出資料」

著者等紹介

青木理[アオキオサム]
ジャーナリスト、ノンフィクションライター。1990年から2006年まで共同通信社の記者として警視庁・警備公安担当やソウル特派員などを歴任。06年に独立し、現在はフリーランス

梓澤和幸[アズサワカズユキ]
1943年群馬県桐生市生れ。一橋大学法学部卒。1971年弁護士登録(司法研修所23期)外国人の人権、報道による人権侵害の救済など、人権活動に取り組む。IBA(国際法曹協会)人権協会評議委員、日弁連国際人権委員会副委員長などを経て、現在、フジテレビ番組審議会委員、山梨学院大学法科大学院教員(メディア法、外国人と法、刑事訴訟法担当)、NPJ(New for the People in Japan)代表、SAFLAN(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク)共同代表

河崎健一郎[カワサキケンイチロウ]
1976年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、外資系コンサルティング会社勤務を経て、2007年早稲田大学大学院法務研究科修了。2008年弁護士登録。公安テロ情報流出被害弁護団の事務局長を務める。東京弁護士会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牛タン

2
内容:警視庁の公安テロ情報流出事件に関するジャーナリストらの批判。ざっくりと(1)データ流出自体(2)公安の権力濫用(信教の自由の侵害等)(3)公安の無知(アラビスト不在?)(4)流出後の警察の対応、等への批判。 感想:入管法違反等の微罪による別件捜査で生活を破壊された人々は本当に気の毒。ただ日本に「イスラーム過激派」のネットワークがないことを確かめたという意味ではこの調査は評価できるのでは。信教の自由が侵されたかどうかは判断できるほど知識がない。ぼくたちの方が警察より詳しい!って言いたかっただけの印象も2017/10/09

crecsent

1
イスラム教徒ではないし、そもそも宗教って好きじゃないんだけど、これはあんまりだと思った。無知と権力が結びついて害悪になっている様が明らかにされていると思う。非常に怖い。2012/01/09

抹茶ケーキ

0
公安が在日ムスリムの個人情報を収集しており、その上そのデータがWinny経由で流出した事件についての弁護士を中心とした批判。情報収集は普通に憲法違反だし、それがWinny経由で流出するという顛末もお粗末で本当に擁護のしようがない事件だなと思う。2019/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4258919
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。