内容説明
2010年10月、ネット上に公安捜査資料が流出。公安捜査の異常な実態、情報流出が生んだ悲劇を徹底解読。
目次
第1章 流出資料をめぐって(公安警察の隠微な歴史と外事3課の新設;流出資料からみる公安警察の馬鹿げた実態;警備情報活動と出入国管理行政との関係について;「ムスリムの狙い撃ち」―公安警察の違法捜査;金融機関の公安警察に対する個人情報提供;在日ムスリムを襲った無知と偏見;日本政府のムスリム敵視政策・歴史と変遷;「デュモン事件」と「公安テロ情報流出事件」;日本のムスリムとその課題)
第2章 シンポジウム「検証・公安テロ情報流出事件」
第3章 資料集「公安テロ情報流出資料」
著者等紹介
青木理[アオキオサム]
ジャーナリスト、ノンフィクションライター。1990年から2006年まで共同通信社の記者として警視庁・警備公安担当やソウル特派員などを歴任。06年に独立し、現在はフリーランス
梓澤和幸[アズサワカズユキ]
1943年群馬県桐生市生れ。一橋大学法学部卒。1971年弁護士登録(司法研修所23期)外国人の人権、報道による人権侵害の救済など、人権活動に取り組む。IBA(国際法曹協会)人権協会評議委員、日弁連国際人権委員会副委員長などを経て、現在、フジテレビ番組審議会委員、山梨学院大学法科大学院教員(メディア法、外国人と法、刑事訴訟法担当)、NPJ(New for the People in Japan)代表、SAFLAN(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク)共同代表
河崎健一郎[カワサキケンイチロウ]
1976年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、外資系コンサルティング会社勤務を経て、2007年早稲田大学大学院法務研究科修了。2008年弁護士登録。公安テロ情報流出被害弁護団の事務局長を務める。東京弁護士会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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