越境する環境倫理学―環境先進国ドイツの哲学的フロンティア

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768456361
  • NDC分類 519
  • Cコード C0010

内容説明

「絶対的な善」がない環境問題に哲学者はいかに挑んだのか?安易な自然礼讃・文明批判を超え、希望の根拠を探る哲学者たちの挑戦。ドイツ哲学の視線が環境問題の争点を、隈なく照らし出す。

目次

第1章 環境倫理学の見取り図―さまざまな立場についての暫定的な解説
第2章 倫理的に顧慮すべき自然の範囲
第3章 自然倫理における目的論の誤謬
第4章 種の絶滅は倫理学に関係するのか
第5章 生物学と倫理学と自然哲学はどの地点で出会うか―環境倫理を認識論と道徳哲学の局面から見る
第6章 ディープ・エコロジーとは何か
第7章 子供たちは討議する―発達心理学と環境倫理学への提言
第8章 持続可能な経済モデルとは何か―ホモ・エコノミクスの再検討
第9章 自然哲学を問いなおす―生態論的倫理学のために

著者等紹介

オット,コンラート[オット,コンラート][Ott,Konrad]
グライフスヴァルト大学教授

ゴルケ,マルチン[ゴルケ,マルチン][Gorke,Martin]
グライフスヴァルト大学兼任講師

滝口清栄[タキグチキヨエイ]
法政大学大学院博士課程(哲学)単位取得退学。博士(文学)。法政大学・専修大学・駒澤大学講師(非常勤)哲学・思想史

ヴァルナー,アンドレアス[ヴァルナー,アンドレアス][Wallner,Andreas]
ザルツブルク生まれ。同地の音楽学校でピアノを学び、ウィーン大学で医学を学ぶ。スペインを経て1997年来日。現在、フランツドイツ語ゼミナールを主宰し、ベルリン新聞にエッセーを寄稿中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

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環境倫理学は、エコロジー、社会心理学、経済、政治、存在論と緊密に影響を与え合っている(18ページ)。また、エコロジー倫理学は、道徳や法が人間ならざる自然にかかわる限りで、道徳や法を規範的に批判したり正当化したりすること(56ページ)。人間中心の発想では原発事故で自然にも大迷惑をかけてしまうのはこれまでの経験でいえる。自然現象の固有価値(Eigenwert)は、人間を完全に度外視しない(162ページ)。人間と自然の関係の中で考えられるようだ。A.ネスは固有価値を人間から生物へと関心を移した(212ページ)。2012/11/28

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