内容説明
日常に立ち現れた戦争。引き込まれ、空しく倒れる人々。遂行責任者にも見えなくなった先行き。その現実を縦断した画期的な書。
目次
第8章 目指すは真珠湾、シンガポール
第9章 日本のものになった?東南アジア
第10章 戦局早くも暗転
第11章 幻と化す大東亜共栄圏
第12章 戦時下のセンセーショナリズムとニヒリズム
第13章 女学生の根こそぎ動員、そして特攻隊
第14章 本土決戦か、終戦か
著者等紹介
朝倉喬司[アサクラキョウジ]
1943年岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部社会学科中退。以後、遊んで暮らす二年余、業界誌を経て、『週刊現代』記者。記者生活十年余の後、独立、フリーのもの書きとして、あれこれわがままな題材の選び方をして現在に至る。現在、全関東河内音頭振興隊隊長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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