内容説明
審議会を隠れ蓑に、政官業優先の政策が成立していく。行政を市民の手に取り戻すための答えが、英国の「公職任命コミッショナー制度」にある。同制度の実施綱領の原文と全訳、解説を掲載。
目次
公職任命コミッショナー―市民のための行政を実現する方法
公職任命コミッショナー大臣が公職を任命する際の実施綱領(全訳)
THE COMMISSIONER FOR PUBLIC APPOINTMENTS CODE OF PRACTICE FOR MINISTERIAL APPOINTMENTS TO PUBLIC BODIES(原文)
著者等紹介
日隅一雄[ヒズミカズオ]
1963年生まれ。弁護士。NHK番組改編事件、オリコン対烏賀陽事件、山一抵当証券事件、映画「靖国」上映坊害事件、動燃記者発表自殺強制事件などを担当。ウェブサイトニュース「News for People in Japan」編集長
青山貞一[アオヤマテイイチ]
1946年愛知県生まれ。現職、武蔵工業大学(2009年4月より東京都市大学に名称変更)環境情報学部教授。環境アドボカシーのシンクタンク環境総合研究所を1986年に設立、所長。行政・立法・司法を監視し政策提言する環境行政改革フォーラム代表幹事。生活者主権の確立をめざし国から地方に議員を送り出す政策学校一新塾代表理事。大メディアを監視する独立系メディア「今日のコラム」代表など、一貫して市民、有権者、消費者を擁護・支援する活動をライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。