出版社内容情報
「福祉のまちづくり」や「心のバリアフリー」は、はたして障害者の社会参加実現に役立ってきたのか。むしろ、それを阻む空気を社会に広めたのではないか。障害者の権利や意思が尊重される社会への転換を目指した問題提起の書。
内容説明
車いすユーザーのアクセス専門家が、尊厳なきバリアフリーの根源を突く。
目次
この国で障害をもつということ
夜遅く来るな
「心」「やさしさ」「思いやり」
「福祉のまちづくり」の歴史
社会モデルと権利条約と国内法
IPCガイドラインと2020行動計画
バリアフリー法
トイレの機能分散
新幹線の車いす席
ハンドル形電動車いすに対する差別
国交省の「利権」に対する姿勢
福祉、福祉のまちづくり、心のバリアフリー
コロナ禍で見えたもの
著者等紹介
川内美彦[カワウチヨシヒコ]
アクセシビリティ研究所主宰。(一社)日本トイレ協会副会長。東洋大学人間科学総合研究所客員研究員。元東洋大学教授。一級建築士。博士(工学)。1953年生まれ、広島県出身。頸髄損傷により19歳から車いす使用。1989~90年にアメリカで学ぶ機会を得た際に、自立生活運動のリーダーたちやユニバーサル・デザインの提唱者であるロン・メイスと親交を結び、薫陶を受ける。だれにも使いやすく、安全な建物やまちづくりにおけるアクセシビリティやユニバーサル・デザインについて発言している。また障害のある人の社会への関わりについて、「人権」や「尊厳」の視点で分析し、平等な社会参加を権利として確立していく活動を展開している。2000年「ロン・メイス21世紀デザイン賞」受賞。国および自治体における各種委員会の委員を歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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