出版社内容情報
1970?80年代の障害者運動を牽引し健全者社会に鮮烈な批判を繰り広げた横田弘の思想と今日的な意義を追究。中島岳志さん推薦。
荒井裕樹[アライユウキ]
1980年東京都生まれ。2009年東京大学大学院人文社会系研究科終了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院人文社会系研究科付属次世代人文学開発センター特任研究員を経て、現在、二松學舍大学文学部専任講師。専門は障害者文化論・日本近現代文学。著書『生きていく絵―アートが人を〈癒す〉とき』(亜紀書房、2013年9月)、『隔離の文学―ハンセン病療養所の自己表現史』(単著、書肆アルス、2011年12月)『障害と文学―「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現代書館、2011年2月)がある。。
目次
伝説・横田弘
どんな「主語」で自分を語るか
「横田弘」誕生
「青い芝の会」誕生
「行動綱領」誕生
「行動綱領」の条文を読む
生き延びるために「絶望」する
「行動綱領」改訂される
「脳性マヒ」に立ち帰れ
「青い芝の会」と日本国憲法
脳性マヒ者にとって「解放」とは何か?
闘うのは「ありきたりなもの」のために
人間・横田弘
著者等紹介
荒井裕樹[アライユウキ]
1980年、東京都生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院人文社会系研究科付属次世代人文学開発センター特任研究員を経て、現在は二松學舎大学文学部専任講師。専門は障害者文化論・日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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