はじめての障害者問題―社会が変われば「障害」も変わる

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768435243
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0036

内容説明

障害者問題は存在しない。あるのは健常者社会の問題だ。憲政史上初の視覚障害者の参議院議員(元)が語る人を「障害化」する社会のリハビリ法。

目次

障害をとおして偏見と真実を考える
障害をとおして人間関係の意味を考える
障害を引き受ける共生の社会を考える
世界に類のない日本だけの盲人史
障害に関することば、障害政策・運動の展開
障害者の“働く”を考える―一般雇用と社会的事業所
自立・平等・社会的配慮
異形と障害の間を考える
自己否定と自己肯定を超えて
共生・共働の四〇年
障害者が生きるには、地域を丸ごと変える―障害者との出会いと交流の四〇年の自分史的検証
共に学んでひびき合う
社会の中の精神病・精神障害を語る―精神の病をもった家族を抱えた者の立場から
全盲母親の子育て奮闘記

著者等紹介

堀利和[ホリトシカズ]
1950年、静岡県清水市生まれ。小学校就学直前に、薬害による難病で失明。小学校四年生二学期に静岡県立静岡盲学校小学部に転校。東京教育大学附属盲学校高等部卒。明治学院大学卒。その後、日本社会事業学校卒。民間保育園保父(2ヶ月)、養護学校スクールバス添乗員(1年半)、大田区点字講習会講師(週一、10年間)などの後、1989~95年、参議院議員(日本社会党)。1998~2004年、参議院議員(民主党)。現在、立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科兼任講師、特定非営利活動法人共同連代表、『季刊福祉労働』(現代書館)編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねぼ

14
ふだん私からは見えないところにいる障害を持つ人達のことを知りたくて読みました。2016/04/11

tu-ta

2
基本的に硬いのだが、やわらかい部分を他者と共有し、そのアンバランスが面白い堀さんの性格がそのままでてる本、といえるかもしれない。古典からいまにつなげる理屈の部分には興味深い発想もいくつかある。無理筋も多いと思うけど。また、既存の障害学批判は『障害学のリハビリテーション』における現状の障害学に対する厳しい問いかけとも重なる。 2013/10/08

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