精神障害のある人々の自立生活―当事者ソーシャルワーカーの可能性

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768434949
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

内容説明

「支援される人」の役割からの生還―言葉を奪われてきた人々、人生を奪われてきた人々が語り合い、聴き合い、体験的知識を分かち合うセルフ・ヘルプ活動の可能性。

目次

序章 研究の目的と方法
第1章 戦後日本の精神医療保健福祉の展開
第2章 NPO法人精神障害者ピアサポートセンターこらーるたいとうの実践と課題
第3章 アメリカ・マサチューセッツ州ボストン市の当事者活動
第4章 クロスアビリティ―自分との出会い
第5章 当事者出身のソーシャルワーカーの可能性と課題
第6章 エンパワメントの可能性を求めて
終章 自立生活の展開に向けて

著者等紹介

加藤真規子[カトウマキコ]
1954年、埼玉県生まれ。現在、NPO法人精神障害者ピアサポートセンターこらーるたいとう代表。NPO法人障害者権利擁護センターくれよんらいふ専門員。全国ピアサポートネットワーク世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

6
図書館本:速読:この本ンも、ものすごく勇気づけられた。そんな生き方もあるのねと思う。2019/01/28

なおっちゃん

3
著者が自ら苦悩しながら設立した精神疾患のある人の自立支援施設の説明や、現在の行政や国の向かう方向などの考えが述べられている。精神疾患について自分自身の考えを本を読みながら探れる本。2011/12/17

マイケル

1
当事者がソーシャルワーカーになることを推奨している。加藤氏曰く、当事者としての経験から他者との聴き合う関係性が生まれ、自己や他者の強さ・弱さを知ることができる。それにより、障害の理解が一層進むとのこと。ご本人も元当事者ということで非常に説得力があった。2016/10/01

くらぴい

0
精神障害というのは、無知でいる病で、学ぶ必要があると思いました。癒し系は守られる立場のようです。2015/10/21

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