内容説明
もう学校はいらない。学びの自由への試みはもう始まっている。
目次
1 人権としての教育―再植民地化はトロイの木馬に乗って(さまざまな教育の顔と形;改革、解体、左傾化 ほか)
2 草の根ポストモダニズム―近代を拒絶する民衆の文化(インディアン教育;アメリカ大陸初の多文化教育者 ほか)
3 教育の次は何か?(教育の開発;新生の時代 ほか)
おわりに(再び根を張れ;田舎になること ほか)
著者等紹介
プラカシュ,マドゥ・スリ[プラカシュ,マドゥスリ][Prakash,Madhu Suri]
ペンシルバニア州立大学(米国)教育学教授。「アイゼンハウアー優秀教授賞」受賞。シラキューズ大学(ニューヨーク州)にて教育学博士号取得。Educational theories、Teachers College Record、AJE(American Journal of Education)など多数の学術誌に論文を発表
エステバ,グスタボ[エステバ,グスタボ][Esteva,Gustavo]
メキシコ政府職員、大学教授などの経歴を持ち、過去20年間にわたり、メキシコ先住民族、農民や都市部の周縁化された人びとと共に活動する草の根運動家として活躍。第5回世界地域社会学会議主宰、国連社会発展研究所(UNRISD)暫定議長、メキシコ社会計画協会理事長、米州社会計画協会副理事長などを歴任する
中野憲志[ナカノケンジ]
先住民族問題、第四世界研究。グァテマラのマヤ先住民族共同体でのプロジェクトにたずさわる
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