内容説明
管理栄養士国家試験のガイドラインは平成14年の秋に発表されたが、従来とはかなり内容が異なり、大項目「人間と食品」の中の中項目として食品の歴史的変遷、食物連鎖、食品・栄養、食生活と健康、食嗜好の形成、食料と環境問題(フードマイレイジの低減、食物の食べ残し・食品廃棄の低減)などが新たに加わることになった。このように単位数は減少の一方で新しい項目の導入があり、従来の食品学総論の範囲を著しく越えている。そこで想を新たに従来の食品学総論の内容を大幅に組み替えて、新しくこれらのガイドラインに沿った項目を盛り込み本書を発刊するに至ったのである。
目次
第1章 人間と食品
第2章 食品成分表
第3章 食品成分の化学―食品の一次機能
第4章 嗜好成分の化学―食品の二次機能
第5章 食品の機能性―食品の三次機能
第6章 有害成分の化学
第7章 食品成分の変化
第8章 食品の物性
著者等紹介
菅原龍幸[スガハラタツユキ]
女子栄養大学名誉教授/聖徳大学教授・農学博士
福沢美喜男[フクザワミキオ]
聖徳栄養短期大学学長・教授
青柳康夫[アオヤギヤスオ]
女子栄養大学教授・農学博士
伊藤輝子[イトウテルコ]
聖徳大学教授
小泉典子[コイズミノリコ]
相模女子大学教授・医学博士
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