Talking Loftシリーズ
昭和のロケット屋さん―ロケットまつり@ロフトプラスワン

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767805221
  • NDC分類 538.68
  • Cコード C0095

内容説明

この小さなロケットから、戦後日本の宇宙開発が始まった。―現場を担ってきた二人が、熱い時代の失敗と成功を語る。

目次

第1章 日本ロケット開発前史
第2章 ペンシルロケット
第3章 ベビーロケット
第4章 カッパロケット
第5章 ラムダロケット
第6章 ミューロケット
第7章 ロケットはどこへ行く

著者等紹介

林紀幸[ハヤシノリユキ]
1940年生まれ、三重県出身。宇治山田商工高校卒業後、1958年に東京大学生産技術研究所の糸川研究室に就職。技官として経験を重ね、のちに「ロケット班長」としてその最前線に立つ。2000年の退職までに、打ち上げに立ち合ったロケットは430機以上

垣見恒男[カキミツネオ]
1928年生まれ、滋賀県出身。陸軍士官学校に入校するも、終戦で退学。旧制学習院高等科から東京大学第一工学部へ進学。富士精密に入社した年に動き出したロケット開発に参加。以後、ペンシルロケット、ベビーロケット、カッパロケットを設計。ラムダロケット、ミューロケットの構想設計にも携わった

松浦晋也[マツウラシンヤ]
ノンフィクション・ライター。1962年東京都出身。日経BP社記者として、1988年~1992年に宇宙開発の取材に従事。その他メカニカル・エンジニアリング、パソコン、通信・放送分野などの取材経験を経た後フリーに。nikkeiBPnetなどに宇宙開発関係の記事を執筆

笹本祐一[ササモトユウイチ]
作家、1963年東京都出身。1984年に朝日ソノラマ文庫より『妖精作戦』でデビューする。1994年、種子島でのH‐2ロケット1号機の打ち上げ取材をきっかけに、以後日本のほとんどの大型ロケットの打ち上げを取材、2001年には現場取材日記として初のノンフィクションとなる『宇宙へのパスポート』(朝日ソノラマ)を上梓する

あさりよしとお[アサリヨシトオ]
漫画家。1962年北海道出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kokada_jnet

3
ペンシル・ロケット以来、日本のロケット開発に現場に携わった、技術者2名のトーク。豪快な話満載で面白く、また「全体を見える人がいなくなり、細分化された現代の宇宙開発」への批判もチクリと。ロケット史についての事前知識をもっていたほうが、より楽しめたな。2010/07/29

海野藻屑

2
楽しかった。みんな自分の仕事が大好きで語り尽くしたいんだなあと思いました。2017/11/24

radish

1
元宇宙研ロケット班長林紀幸、ペンシルロケットを作った男垣見恒男、日本で最も衛星を設計した男小野英男などが日本宇宙開発黎明期の「本にならない宇宙開発史」について語ったトークライブ、ロケットまつりの本。2012/09/21

とんび

0
私は月に立ったら「ゴダード、フォン・ブラウン、アシモフ、俺はここにいるぞ!!」と叫ぶつもりなんだけど、それに「イトカワ」も加えようと思った。2011/08/10

noprev

0
日本のロケット開発に関わった人たちのユニークなキャラクターを知ることができてとても有意義でした。続編希望!2010/10/08

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