内容説明
この小さなロケットから、戦後日本の宇宙開発が始まった。―現場を担ってきた二人が、熱い時代の失敗と成功を語る。
目次
第1章 日本ロケット開発前史
第2章 ペンシルロケット
第3章 ベビーロケット
第4章 カッパロケット
第5章 ラムダロケット
第6章 ミューロケット
第7章 ロケットはどこへ行く
著者等紹介
林紀幸[ハヤシノリユキ]
1940年生まれ、三重県出身。宇治山田商工高校卒業後、1958年に東京大学生産技術研究所の糸川研究室に就職。技官として経験を重ね、のちに「ロケット班長」としてその最前線に立つ。2000年の退職までに、打ち上げに立ち合ったロケットは430機以上
垣見恒男[カキミツネオ]
1928年生まれ、滋賀県出身。陸軍士官学校に入校するも、終戦で退学。旧制学習院高等科から東京大学第一工学部へ進学。富士精密に入社した年に動き出したロケット開発に参加。以後、ペンシルロケット、ベビーロケット、カッパロケットを設計。ラムダロケット、ミューロケットの構想設計にも携わった
松浦晋也[マツウラシンヤ]
ノンフィクション・ライター。1962年東京都出身。日経BP社記者として、1988年~1992年に宇宙開発の取材に従事。その他メカニカル・エンジニアリング、パソコン、通信・放送分野などの取材経験を経た後フリーに。nikkeiBPnetなどに宇宙開発関係の記事を執筆
笹本祐一[ササモトユウイチ]
作家、1963年東京都出身。1984年に朝日ソノラマ文庫より『妖精作戦』でデビューする。1994年、種子島でのH‐2ロケット1号機の打ち上げ取材をきっかけに、以後日本のほとんどの大型ロケットの打ち上げを取材、2001年には現場取材日記として初のノンフィクションとなる『宇宙へのパスポート』(朝日ソノラマ)を上梓する
あさりよしとお[アサリヨシトオ]
漫画家。1962年北海道出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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