内容説明
日本時間1941年12月7日午前7時、第一航空艦隊の旗艦赤城にDG旗が掲げられた。艦隊は空母から真珠湾が攻撃可能となる地点へ高速航行を開始。オアフ島からは米陸軍航空隊が哨戒に飛び立ち、ハワイ北方の担当機が南下する第一航空艦隊を発見。奇襲の破綻を悟った南雲司令長官は、ミッドウェーへの変針を決断する。日米開戦後、南雲は空母レキシントンに夜襲を敢行し、撃沈に成功。第一航空艦隊は、さらにハルゼー率いる空母エンタープライズも沈めた。日本軍は南方作戦を順調に進め、米英蘭豪からなるABDA合同艦隊の壊滅にも成功、英艦隊はインドに後退した…。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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