内容説明
西暦２０１Ｘ年６月１０日、早朝の東京は震度５程度のやや強い地震に襲われた。その瞬間、沖縄地方と小笠原以南を除く日本列島のすべてが、１９４２年６月１０日、ミッドウェイ海戦直後へ時空転移した…。７月１０日、Ｂ‐１７が福岡市のドーム式球場に爆弾を投下、死者四〇〇〇名を超す大被害をもたらした。爆撃の報告は時空転移以後、空転が続く国会議事堂に届き、国会は挙国一致内閣を結成した…。日本は日独伊枢軸同盟の破棄を世界に向けて宣言し、世界への接触を開始した。帝国陸海軍と自衛隊が協力し、理想の世界を実現するため、太平洋戦争を講和に導く道をめざす…。今まさに世界は激動の時代を迎える。
著者等紹介
羅門祐人［ラモンユウト］
昭和３２年生まれ、福岡県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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sfこと古谷俊一
1
武器輸出が限定的に可能になるなどしている近未来の日本がミッドウェー後の世界に放り込まれるというのは、チート的に強いよな。2009/02/18
ぞだぐぁ
0
0０年代の日本が太平洋戦争時の日本と入れ替わってしまう小説の2巻。あとがきの転移範囲が言い訳っぽく読めたので、いっそ日本列島から半径何ｋmが～って地図で決めてしまえば良かったのではないかと思う。2019/02/09
