目次
第1章 取締役になれる人、なれない人(「取締役」この肩書は何を意味するのか;部課長どまりか取締役かはこれで決まる ほか)
第2章 社長はあなたのここを見ている(抜擢されるか弾かれるか、これが基準;「人柄・人間性」トップはここを評価する ほか)
第3章 取締役に求められる人間的条件(こんな取締役に人はついてくる;このバックボーンが人間的幅を広げる ほか)
第4章 逆転のチャンスはこうして掴め(不遇のときこそ自分を伸ばすチャンス;左遷人事でも諦めてはいけない ほか)
第5章 取締役になるまで何を勉強するか(いつ、何をどう学ぶかで差がでる;自分をどこまで高められるか ほか)
著者等紹介
上之郷利昭[カミノゴウトシアキ]
1936年生まれ。ロイター通信、東京新聞記者を経て、フリージャーナリストとして活躍。現在はノンフィクション作家、評論家として活躍している。綿密な取材力と人間洞察に卓越し、“人間と企業”のあり方を鋭い視点でとらえ、解明する力量は高く評価されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
33
☆☆☆★ 逃げない、責任回避しない、ネアカ、無私につとめる、部下の能力を引き出す、信念を貫く、失敗を恐れない、一日2時間勉強時間を持つ、一流に接する、つねに一段上の視点で仕事にあたる、など取締役になるような人に必要な心得について、名経営者の実話を交えて語っている。2016/05/31
Humbaba
7
立場が上になればなるほど,自分だけでできることというのは少なくなってくる.そして,そのため家族のサポートが必要不可欠になる.仕事を全力で打ち込みながら,尚且つ家族からも孤立せず,それどころかサポ^としようという空気を作れる人間だけが,上にいける.2013/02/09
かさ
5
一昔前の経営者が続々と出てきます。今、どうなっているかと考えると・・・。確かにすぐれた経営者は大事だが、会社は継続性が大事だと思う。勉強になります。2017/12/20
Humbaba
4
会社のトップに立つ人間は,24時間365日,常に仕事と隣り合わせである.トップがカバーしなければならない範囲はどの仕事よりも広い.また,上に立てば立つほど現場の,本当の情報は入ってこなくなる.それをくり抜けて正しい情報を入手し,判断し,責任を取る.それができない人間は,取締役になれないし,なるべきではない.2012/01/24
Humbaba
4
自分を磨くためにお金をかけることも大切だが,出世のために最も大切な事はそれではない.まず,仕事に全力をつくすこと.それが何よりも重要である.たとえ逆境に陥っても,そこであきらめずに努力を続けることで新しい立場に立てるようになる.2010/07/15