慶應義塾大学教養研究センター選書<br> コミュニティと芸術―パンデミック時代に考える創造力

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慶應義塾大学教養研究センター選書
コミュニティと芸術―パンデミック時代に考える創造力

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  • サイズ B6変判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766427394
  • NDC分類 701.3
  • Cコード C0336

出版社内容情報

▼あらたなコミュティの在り方を考える。



コロナ禍で人々の日常とコミュニティの在り方は大きく変容した。本書では、ストリート・アートや、オリンピック・文化オリンピアード構想の現状をふまえ、アフターコロナのコミュニティづくりにとって重要な鍵となる「芸術」と「創造力」について考察する。

この社会に生きる当事者としての私たちは、個人の持つ創造力をどう理解し、そして発揮していくべきか。クリエイティブの意味を再考しつつ、人間存在の意義を問う。

目次

第1章 パンデミック時代のコミュニティ(「4つの階級」;「人種差別こそがパンデミックである」;変化する「コミュニティ」の意味)
第2章 パンデミックと新たな公共芸術(公共の資産としての芸術―コロナウイルスと各国の文化政策;“ゲーム・チェンジャー”―ストリート・アートの新たな役割;イリーガルからリーガルへ―ストリート・アートと町の再生)
第3章 アーティストはなぜ生命維持に必要なのか(再びコロナ禍の文化政策を考える;Tokyo 2020とLondon 2012―オリンピックと文化オリンピアード;London2012―「ゲーム・メイカー」とボランティア精神;イギリスの文化政策と創造産業の誕生;創造産業と教育、そしてコミュニティの再建)
第4章 創造産業という文化政策に翻弄される芸術(ストリートのアートとオリンピック―だれのためのアートか;London 2012とイースト・ロンドンの戦い;イギリス創造産業の行方―経済システムの中の創造力)
第5章 クリエイティブ再考(変わりゆく「創造性」;カズオ・イシグロの「クリエイティブ」批判―『わたしを離さないで』;それでも人は描き、歌い、踊る)

著者等紹介

横山千晶[ヨコヤマチアキ]
慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は19世紀のイギリス文化。ヴィクトリア朝に始まった芸術と生活の融合と、コミュニティ構築に果たす芸術の役割をテーマとして、研究と実践を重ねている。毎週火曜日に、横浜市中区石川町で、「共に表現すること」と「共に食べること」を中心とした小さな居場所、「カドベヤで過ごす火曜日」を運営する一人として、暮らしの中の芸術の意義を仲間と共に模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。