小林秀雄と河上徹太郎

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小林秀雄と河上徹太郎

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766424225
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄と河上徹太郎。二人の最晩年まで身近にいた著者が、二人の作品と生涯の友情に迫る。近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄(1902-83)と河上徹太郎(1902-80)。1959年に文芸誌「新潮」編集部に配属されて以来、14年間の同誌編集長時代を含めて、二人の最晩年まで身近にいた著者が、小林秀雄の求心力と河上徹太郎の遠心力を対比させながら、その作品と生涯の友情に迫る。

「厳島閑談」をめぐって

最後の対談「歴史について」

岡倉天心と内村鑑三の足跡

『本居宣長』の世界

『吉田松陰』の世界

『考えるヒント』と『日本のアウトサイダー』

『私の人生観』と『私の詩と真実』

『モオツァルト』と『ドン・ジョヴァンニ』

大岡昇平、吉田健一との師弟関係

『無常という事』と『近代の超克』

『様々なる意匠』と『自然と純粋』

最晩年の作品と逝去



 小林秀雄、河上徹太郎 略年譜

 あとがき

坂本 忠雄[サカモト タダオ]
坂本 忠雄
1935年生れ。慶應義塾大学文学部独文科卒。1959年、新潮社に入社。元「新潮」編集長(1981年から14年間)。著書に『文学の器―現代作家と語る昭和文学の光芒―』(扶桑社、2009年)がある。

内容説明

近代日本文学に創造的文芸批評を確立した小林秀雄と河上徹太郎。一九五九年に文芸誌「新潮」編集部に配属されて以来、十四年間の同誌編集長時代を含めて、二人の最晩年まで身近にいた著者が、小林秀雄の求心力と河上徹太郎の遠心力を対比させながら、その作品と生涯の友情に迫る。

目次

「厳島閑談」をめぐって
最後の対談「歴史について」
岡倉天心と内村鑑三の足跡
『本居宣長』の世界
『吉田松陰』の世界
『考えるヒント』と『日本のアウトサイダー』
『私の人生観』と『私の詩と真実』
『モオツァルト』と『ドン・ジョヴァンニ』
大岡昇平、吉田健一との師弟関係
『無常という事』と『近代の超克』
『様々なる意匠』と『自然と純粋』
最晩年の作品と逝去

著者等紹介

坂本忠雄[サカモトタダオ]
1935年生れ。慶應義塾大学文学部独文科卒。1959年、新潮社に入社。元「新潮」編集長(1981年から14年間)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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猿田康二

2
この二人の評伝を読みながら気づいたのは、本書の中でも紹介しているが、著者はまさに河上徹太郎が好んで使った「対比列伝」の手法を用いている事である。互いを比較する事で一人を論ずる以上の論ずべき対象を浮き彫りにできる手法で、稀代の文学者にして評論家の二人が同時代に生き、互いに切磋琢磨しながら時に同じ女性を愛し、結局友情を優先する安物の青春小説のようなことも起こったことも紹介し、二人の文筆業を著者が共通の編集者としてバックアップに努め、最終的に二人の見事なバイオグラフィーを残す奇跡のような功績に驚嘆を禁じ得ない。2018/10/06

trazom

0
「新潮」の編集者として小林秀雄さんと河上徹太郎さんと深く交流してこられた著者ならではの貴重な一冊である。二人の対比が面白い。河上さんは音楽、小林さんは美術。河上さんはピアノ、小林さんはヴァイオリン好き。言葉を探りながら立体的に積み上げる河上さんの文体と、自ら言葉を直感的に創り出す小林さんの文体との対照にも通じるという著者の見立ては鋭い。坂本睦子をめぐる関係も詳しく描かれている。同じようなテーマに対して、それぞれがアプローチし、互いに友人の作品を評価してきた二人の関係を知ることができるいい一冊である。2017/09/08

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