内容説明
人脈を作りたいあなたのためのアドバイス。人脈の「構造」をとらえることが、有用な人脈を作るための足がかりに。
目次
第1章 人脈とは何か?
第2章 人脈を科学する―いつから人脈か、どこまで人脈か?
第3章 デキる人の人脈―考えたこともありません?
第4章 医師の人脈―専門職者たちの緊密な世界?
第5章 女の人脈―女と男はメンテが違う?
第6章 人脈の構造を読み解く―なぜ、どうやってできるのか?
第7章 悩めるあなたへのアドバイス―「最強の人脈」を作るには?
第8章 マネジャーへのアドバイス―つながりやすい組織とは?
著者等紹介
高田朝子[タカダアサコ]
法政大学大学院(ビジネススクール)イノベーション・マネジメント研究科准教授。立教大学経済学部卒。モルガン・スタンレー証券会社勤務を経て、Thunderbird国際経営大学院修了(国際経営学修士)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(経営学修士)、同博士課程修了(経営学博士)。高千穂大学経営学部専任講師、同助教授(准教授)を経て2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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らおがんま
2
人脈の構造について解説している本。やはりギブアンドテイクの関係でないと長続きするものではなく、人脈とも言えないだろう。人脈はこうすればできる、というようなハウツー本ではないが、個人的には人脈形成の仕方に正解はないと考えるため参考になった。2022/12/04
true5
1
★★☆☆☆ 内容は納得できるものだが、もっと上手く纏められなかったのか?という印象。 以下、備忘録。 ・自分の仕事に自信を持とう ・相手を見極めよう ・持っている情報を相手に与えよう ・自分の思考の癖を知ろう ・多くの人と接しよう ・長期的な関係を築こう2021/03/27
shu_reading
1
人脈の作り方というハウツー本ではなく、人脈とはそもそもどういうものかという観点で実例含め書かれている。思ったのは、日常の出会いの中で、大切だなと感じた人(親友や恩人にあたる人)に対してはいつまでもその気持ちを忘れず、本音で相談や話が出来て、相手が困った時には何かしてあげるという気持ちを忘れないという事かなと思う。2014/02/13
かばやん
0
人脈づくりのハウツー本ではなく、人脈の構造について考察されている本。言われてみないと意識しないようなことが多く書かれていて参考になった。人脈に対する幻想が薄れ、以前よりは現実的に捉えられるようになったと思う。2016/10/27
Tom
0
人脈という言葉を「自分のために一肌脱いでくれる関係」と定義。それを構築するには「修羅場体験と自己開示」「見極め能力と自身の思考性向の理解」「恩返しと長期的時間軸」が肝要とのこと。 自分の人脈はまだまだである(というかほとんど無い)ことを痛感。特に、双方向という点では、こちらからの貢献が全然できていない。社内、社外問わず、もう少し真の意味で「つながれる関係」を構築する必要性を強く感じた。 「あいつなら助けてくれるに違いない」と思われるような人間になれたらいいな、と。そういう人脈をどれだけ増やせるか。2014/05/14