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小林秀雄―越知保夫全作品

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  • サイズ B6判/ページ数 531p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766417388
  • NDC分類 904
  • Cコード C3095

内容説明

美と愛と聖性を鮮烈に論じた代表作「小林秀雄論」、フランス文学論、芸術論、古典論「好色と花」など越知保夫(1911~1961)の全作品を収録。

目次

小林秀雄論
近代・反近代―小林秀雄「近代絵画」を読む
小林秀雄の『近代絵画』における「自然」
ルオー
ルウジュモンの『恋愛と西洋』を読む
『恋愛と西洋』に対するサルトルの批評について
「あれかこれか」と「あれもこれも」―ダーシーの『愛のロゴスとパトス』を読む
ガブリエル・マルセルの講演
道化雑感
宇野千代の『おはん』
チエホフの『三人姉妹』
モスクワ芸術座のリアリズム
クローデルの『マリアへのお告げ』について
モンテーニュの問題
個と全体
能と道化
好色と花―エロスと様式
すき・わび・嫉妬
パントマイム「惨事」―グリムの童話より
楽劇 ブオンコンテの最後―ダンテ神曲「煉獄篇」より脚色

書簡・その他

著者等紹介

越知保夫[オチヤスオ]
1911年、大阪市西淀川区姫島生まれ。批評家・詩人。暁星小学校のときカトリックの洗礼を受ける。東京第一高等学校から東京帝国大学文学部仏文科へ進学。高校のころから吉満義彦に師事する。大学に進学後、左翼運動に参加し、投獄。その後、文学活動をはじめ、1941年から43年間の間、吉田健一や中村光夫らが参加した雑誌「批評」に詩を発表。1961年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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