内容説明
バブルの発生から崩壊、その後のデフレとその克服への対応。1980年代からの四半世紀日本経済の動向と経済政策を、様々な視点から点検・評価する。わが国を代表する研究者、官民エコノミストの総力を結集し貴重な反省・教訓を後世に伝える画期的研究シリーズ。
目次
国際環境の変化と日本経済
輸入競争が日本の国内産業に与えた影響について
対日直接投資の変化と経済的影響―経済政策・企業行動・経済的成果の検証
バブル・デフレ期における日本の通商政策
バブル・デフレ期の日本の食料・農業問題
通貨政策(国際金融政策)の変化
アジア通貨危機と日本の金融機関行動―邦銀のアジア業務:進出・撤退・再進出
為替レートと国際収支―プラザ合意から平成不況のマクロ経済
高齢化などの構造要因から見た日本の国際収支問題
内外価格差と外国為替相場のパススルー〔ほか〕
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学経済学部卒業、東京大学経済学部教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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