社会保障の政策転換―再分配政策の政治経済学〈5〉

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社会保障の政策転換―再分配政策の政治経済学〈5〉

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766415964
  • NDC分類 364
  • Cコード C3033

内容説明

今回の舞台は社会保障国民会議。気づいてみれば、すべての分科会に登場し、「社会保障を充実させて、内需主導型の経済へと体質改善を!」と説いてまわる。崩壊する医療介護に、不信高まる年金に、疲弊する地方に、そして手付かずの少子化に、この処方箋が効く。

目次

第1部 社会保障国民会議 親会議のことなど(社会保障国民会議は、どうなると思う?;もし福澤諭吉の租税論を伊藤博文たちが打ち消していなければ ほか)
第2部 雇用・年金分科会のことなど(社会保険方式論者ねぇ、まぁ、悪くはないけど違和感はあるね―プロと素人の見解の相違としての基礎年金財源方式と混合診療問題;次期総裁候補が「基礎年金を全額税負担に」と言ったというけど―それがどうした? ほか)
第3部 医療・介護・福祉分科会のことなど(医療崩壊阻止には「見積書」が不可欠;この期に及んでも「医療に無駄がある」論の根強さの原因は? ほか)
第4部 少子化・仕事と生活の調和分科会にて(シミュレーションは使い方で役割が変わる)
第5部 社会保障国民会議、その後(どう考えても、年金で最大の問題は第一号被保険者に被用者が四割以上いることなんだよなぁ;人は消費者であり労働者でもあるという人間の二面性について ほか)

著者等紹介

権丈善一[ケンジョウヨシカズ]
慶應義塾大学商学部教授。博士(商学)。1962年福岡県生まれ。1985年慶應義塾大学商学部卒業、1990年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了。嘉悦女子短期大学専任講師、慶應義塾大学商学部助手、同助教授を経て、2002年より現職。2008年社会保障国民会議委員、2009年現在、社会保障審議会年金部会、高齢者医療制度に関する検討会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Francis

13
民主党政権獲得の前年の2008年の社会保障国民会議での発言を中心に著者の公式サイトに掲載された文章をまとめたもの。権丈先生の中福祉・中負担の実現に向けた情熱が良く分かる。この本を読んで当時の私がいかに無知だったか恥ずかしくなると同時にそのことに気づかせてくれた権丈先生に感謝したい。残念ながら社会保障と負担のあり方についての議論は10年たった今もそんなに変わっていないようだが、安倍総理もついに2019年の消費税増税実施を本日決断したから少しは変わるかな。ちなみに立憲民主党代表は今も昔も変わらないらしい。2018/10/15

カワウソさん

2
2008年、その年私は中学2年生であった。世間では「リーマンショック」が起こったことで騒がれていた時期だった。中坊の私には何が何だかわからなかったことしか覚えていない。本書もそんな時期のものであるが、10年ほど経った今も全く言うことが変わっていないのが実に興味深い。「負担増のビジョンを示さない政党には拒否権を」「社会保障問題は財源問題」「日本は小さすぎる福祉国家」この言葉たちは今なお筆者の著書に登場する。こうした年月を経てもブレない主張の裏には「正しさ」がこもっている。そんな筆者の口癖は「古典を読め」だ。2017/04/19

脳疣沼

1
最近も保育所の不足が騒がれたりしているが、それでも増税の声は聞かれない。日本に殺意を抱く前にそれ相応の負担をしているかを考えなきゃならない段階にきているようだ。本書はブログ記事に手を加えたものなので、(年金の1号、2号ってなにそれ?レベルの知識では読めないが)とても読みやすい。2016/04/21

sinpost2

1
社会保障について「足りないのは財源」と書いてあるが、それにもう一つ加えるモノとして国民の知識および知識欲があると思う。いい勉強になった。2009/05/26

のら

0
2008年に行われた「社会保障国民会議」での議論、特に年金を中心にまとめた本。制度論が中心なので、初級者(初心者ではない)から中級者にステップアップしたい人向け。文章は柔らかく、意外と(?)読みやすいです。 「年金の納付率は60%前後かぁ・・・。じゃあ国民の40%も納付してないんだ・・・。じゃあ、年金って破綻しているんじゃない?」という方は是非一読を。2015/03/04

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