エピステモロジーの現在

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  • サイズ B6判/ページ数 500p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766415520
  • NDC分類 135
  • Cコード C3010

出版社内容情報

フランス現代哲学の総合的な理解に不可欠なエピステモロジーの今日的展開について詳論し、自然科学に関する哲学的考察の重要性が高まっている昨今における、この分野の可能性に注目し、その現代的意義を明らかにする。

内容説明

フランス現代思想の真の理解に不可欠なエピステモロジー研究―日本におけるその地平を切り拓く。“思想”復活にむけた果敢な試み。

目次

現代フランスの主知主義的伝統
デカルト哲学のなかでの医学
偶然の確率を計算する―クールノーの確率論
カヴァイエスと数学史の哲学―“時間の外にある真理の歴史性”というパラドックス
神経学とベルクソン哲学
或る実証主義の帰趨―フランソワ・ダゴニェ試論
フランス心理学の誕生―なぜフランスでは「実験心理学」が成立しなかったのか
生命の認識
「自然の作品は知性の作品である」―中世アリストテレス主義自然哲学における「生成」の論理
地質学と起源の夢想―一九世紀フランスにおける文学と科学

著者等紹介

金森修[カナモリオサム]
1954年札幌生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学・パリ第一大学)。筑波大学、東京水産大学を経て、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は、科学思想史・フランス科学認識論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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