叢書21 COE-CCC多文化世界における市民意識の動態
リベラルな多文化主義

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766414516
  • NDC分類 311
  • Cコード C3331

内容説明

ロールズを継承し、反差別と国家中立性を掲げる現代リベラリズムは、多文化主義の理論と実践にいかに応答しうるのか。現代政治理論の難問に正面から取り組んだ意欲作。

目次

第1部 リベラリズム・多文化主義論争の修正(リベラリズムと多文化主義の論争;リベラリズムは「差異を顧慮しない」か―平等保護と集団別処遇の一解釈;国家中立性と文化保護政策―リベラルな多文化主義は可能か)
第2部 リベラルな多文化主義の論理(自律と文化―キムリッカ多文化主義論の批判的考察;公正としての多文化主義―パレクとバリーの論争を手がかりに;「自尊心の社会的基礎」とリベラルな多文化主義の課題)

著者等紹介

松元雅和[マツモトマサカズ]
慶應義塾大学21COE多文化市民意識研究センター研究員。1978年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程、英国ヨーク大学大学院政治学研究科修士課程修了。M.A.(政治哲学)。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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