現代アジア研究〈3〉政策

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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766414370
  • NDC分類 302.2
  • Cコード C3331

出版社内容情報

設立50周年を超えた伝統あるアジア政経学会(1953年設立)が、総力をあげてその研究成果を世に問うシリーズ(全3巻)。本巻では、ナショナルな視点から、現代アジアが抱える諸問題の解決に焦点をあてる。

内容説明

「越境」現象が進展し、「市民社会」が発展する中で、「政策」形成の主体であり続ける国家が果たすべき適切な役割とは何かを明らかにする。

目次

現代アジアが抱える政策課題と対策
第1部 外交・安全保障政策(中国の国防政策;日米同盟の「主体」と「客体」;核不拡散義務不遵守と多国間協議の力学―国際不拡散レジームと地域安全保障との相関関係;アジアの協調的安全保障―「ASEAN地域フォーラム」から「東アジア共同体」へ;ミャンマーをめぐる人権・民主化政策―制裁と関与の有効性)
第2部 経済・産業政策(自由化・改革から育成へ―東アジアの金融システムをめぐる政策論とその変転;アジア諸国の財政発展;21世紀型の産業政策―中国の事例を中心に;中国における「三農政策」とその転換;インドにおける労働政策の展開と労働改革)
第3部 社会政策(地域政策―地方政府のインセンティヴと地域間の再分配をめぐって;中国における貧困、失業、所得格差およびその対策;東アジアの人口変動と人口政策―タイの事例を中心に;グローバル化のもとでの中国の社会保障政策―少子高齢化時代のソーシャル・セーフティネット;アジアにおける教育の国際化と教育政策)

著者等紹介

武田康裕[タケダヤスヒロ]
防衛大学校総合安全保障研究科兼国際関係学科教授

丸川知雄[マルカワトモオ]
東京大学社会科学研究所教授

厳善平[ゲンゼンヘイ]
桃山学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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