脳と精神―生命の響き

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  • サイズ A5判/ページ数 550p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766412635
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3047

内容説明

「脳と精神」を考察するに当たり、(1)高次神経活動のうち認識系に比して情動系の研究が遅れている、(2)視覚系に比して聴覚系の研究が遅れている、(3)音の響きと情操という要素の融合する音楽について専門家の関心に応えられる脳研究の成果を自然科学者は持っていない、という課題に応える画期的研究。

目次

はじめに―脳と精神・素描
音楽、ヒトの脳と響きのARS(=τεχνη)
「言葉」―響きは語る
能動的表現と高次神経活動―運動、認知、情動、意欲、記憶など
音と言葉と形象
音と光に関する考察
ゲシュタルト認識と脳の活動
情動発現の脳内機構―新皮質と辺縁系
リズム/テンポのズレとその調和
高次神経活動と精神医学
心身問題と条件反射
脳と精神の科学の発展と諸問題
エピローグ(Epiligue)記:丸山桂介氏に感謝する

著者等紹介

川村光毅[カワムラコウキ]
1934年、土浦市に生れる。1962年、医師免許取得。1965年、精神衛生鑑定医(現在:精神保健指定医)取得。2005年、東京シティフィル合唱団メンバー。慶應義塾大学名誉教授、精神科勤務医(非常勤)。理化学研究所脳科学総合研究センター客員研究員。東京都神経科学総合研究所客員研究員。ロンドン大学神経学研究所(Queen Square)客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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