内容説明
本書は、調査のやり方について述べており、調査者の社会心理、調査フィールドと調査者が通常の日常生活の中で自らを見出していく社会状況、そして彼がかかわっている調査探求の論理に、調査のやり方がどのように作用するのかを関係づけている。本書はフィールド・リサーチの方法に関心を寄せているけれども主たる焦点はフィールド調査者自身である。
目次
第1章 フィールド・リサーチの論理と社会心理学
第2章 調査に入るための戦略
第3章 調査を組織化していくための戦略
第4章 観察するための戦略
第5章 聴き取りの戦略
第6章 記録するための戦略
第7章 分析するための戦略
第8章 調査研究を伝えるための戦略