内容説明
現在緊急に解決を迫られている地球環境問題、これは人間の経済活動と自然環境との関わりから発生する問題である。その解決には自然科学はもちろんのこと、経済学、政治学などの学際的協力が不可欠である。本書は第一線で活躍中の１３人の専門家が地球環境の諸問題を各々の立場から論じ、２１世紀の地球と地域が持続的に発展して行くための社会・経済のシステムづくりを提言する。
目次
途上国圏の環境問題
産業廃棄物問題
先進国経済と気候変動問題
リサイクルと市民生活
発展途上国の森林
発展途上国と野生生物問題
水利権と水循環
先進国におけるストック汚染
土壌劣化と世界の土壌資源
「公害輸出」の政治経済学〔ほか〕
