内容説明
地球温暖化やダイオキシンなどの環境問題は、これまでのように排出者責任や対策技術の問題として対処するだけでは解決できない。生産、流通、消費、行政を問わず、関係するすべての人が社会問題として取り組む必要がある。本書では、8テーマ・計87の話を題材に、環境問題を考える。
目次
1 生き方を変える
2 過去の環境汚染に学ぶ
3 環境ビジョンを確立する
4 自然を身勝手に変えない
5 処理・処分とはどういうこと
6 自然と共生する産業
7 工業生産と環境保全は両立できるか
8 生活者が環境を変える
著者等紹介
本多淳裕[ホンダアツヒロ]
1927年、大阪に生まれる。1948年新潟県立農林専門学校農芸化学科卒業、現・大阪市立環境科学研究所に入所。1950年以降ごみ処理・廃水処理を研究。1985年大阪市立大学工学部教授、1991年退官。現在、産業環境管理協会参与
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