内容説明
日本水環境学会の7つの地方支部がそれぞれの地域の水環境の特徴、水を巡る歴史・背景、水環境の姿や保全のための活動を中心に、分担して執筆し、刊行するシリーズ。東海・北陸の全県では水環境の環境評価法として、魚類、水生昆虫、水生植物(水草や藻類)などの生態系の調査が広く行われるようになり、本書では数編が紹介されている。
目次
1章 自然と水環境(川と水生生物;夜叉ヶ池のヤシャゲンゴロウ ほか)
2章 歴史の中の水環境(木曽・長良・揖斐三川の歴史文化;堀川について ほか)
3章 水利用と水環境(地下水利用;河川水の利用―膜ろ過浄水処理の導入 ほか)
4章 開発と水環境(富栄養化;環境汚染物質の簡易スクリーニング ほか)
5章 水環境の保全(水環境の保全と市民活動;宮川流域再生構想事業―宮川流域ルネッサンス・ビジョン事業 ほか)