内容説明
ランドスケープレベルを基調とした環境デザインにおいては、空間形態のみならず、生態系をも含めた環境総体としてプランニング、デザイン、マネジメントしていく思想や技術の体系化が重要な課題である。本書は、その前提をもとに、意図する論説、調査研究論文を取り上げ編集したものである。
目次
1 人間の生活と地域環境
2 緑の環境資源から環境資産の保全
3 敷地利用の変容と緑景観の継承
4 住民意識からみた地域の環境資産
5 サーモスケープからみた緑の環境評価
6 小規模オープンスペースからみた市街地の防火安全性
7 法制度の空間イメージ―風致地区とランドスケープマネジメント
8 環境資産の形成と公園緑地
9 地域環境構造と環境デザイン手法
10 公園区制度による緑地管理