内容説明
本書は、まず、基礎編で基礎的・定説的・本質的・普遍的内容、用語定義、共通事項、先端技術・理論などを網羅し、業務の遂行上、常に出会う基礎式やその成立条件の確認、内容の理解が容易にできることを心がけた。応用編は、音源別に対象を分類し、音源、伝搬、受音、評価、さらに防止・対策への流れに沿って具体的に解説する。一般論は基礎編に譲り、その対象に特有の防止・対策技術や測定・評価方法などに重点をおいて丁寧に記述する。資料編は、利便性、網羅性に重点を置いて、業務上必要とするあらゆる情報・資料の提供を目指し、設置・届出・変更許可など行政指導事務、また、暫定基準など比較的短命の情報・資料を掲載した。
目次
基礎編(音響の基礎理論;音響発生源;音の伝搬 ほか)
応用編(工場・事業場;建設作業;交通騒動・振動の環境対策 ほか)
資料編(基礎物性・伝搬特性;各種材料・構造の音響・振動特性;発生源別騒音・振動事例 ほか)