内容説明
本書は、開水路の流れを除いて、大学の土木工学課程で学ぶ水理学の大部分を包含しており、Eulerの方程式やNavier‐Stokesの方程式とエネルギー保存則や運動量保存則の関係を体系的に述べている。さらに、これまで水理学の教科書で取り扱われていない主題も多く取り上げている。
目次
第1部 粘性を無視できる流れ(基礎的事項;エネルギー保存則 ほか)
第2部 粘性がある流れ(粘性がある流れの基礎的事項;遅い流れと速い流れ ほか)
第3部 やや複雑な乱流とモデリング(自由乱流;開水路の流れ ほか)
第4部 自然界の流れと環境水理学(拡散と分散;密度差を伴う流れ ほか)