内容説明
ここ200~300年の人類の著しい発展を支えてきたヨーロッパ起源の思想、科学技術、経済システム等が、20世紀末の現在、大きな曲がり角に差しかかっているのではないだろうか。この疑問が著者にはある。そのような疑問をもちながら、著者の専門分野である「地盤環境工学」において、21世紀を見据え、どのような技術の展開が可能か、これを試みたささやかな研究成果の一部が本書に記された内容である。
目次
建設発生土類の現状とその背景
材料特性の解明
新しい地盤工学分野の創出
発生土類を有効活用するためのシステムおよびセンターの提案
将来の展望