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出版社内容情報
《内容》 本書は心電図をはじめて学ぶ人，実例の判読には未熟な初心者の方々（医学生，研修医，臨床検査技師，看護師など）のために書き下ろされたものである．日常診療に役立つ心電図の入門書，すなわち「超わかりやすい心電図の本」である．今回の改訂5版では内容と構成を大胆に手直しして，可能な限り内容を絞り込み，ボリュームをスリム化した．
・・・とはいえ，心電図判読に必要な最小限のニーズを満たす条件は十分に備えており，読者の利便性と理解度を高める工夫をこらした密度の濃いものになっている．「不整脈」の充実と臨床対応に重点をおき，不整脈の臨床的意義，治療などの項目も新たに追加，不整脈波形を判読するノウハウ，臨床での実地応用に役立つ内容が満載されている．学びやすい心電図の入門書としてロングセラーをつづけている．
《目次》
Part 1 心電図を読むための基礎知識
1 心電図とは
2 心電図で診断できること
3 刺激伝導系
4 波形のなりたちと基本波形
5 誘導法
6 心電図波形の名称と意味
7 波形の表現
8 時間的因子（間隔）の表現
9 心臓の位置（回転）
10 読み方のルール
11 心拍数の測り方
12 正常心電図の一般的特徴
13 心電図判読の順序とチェックポイント
Part 2 心電図のパターンプラクティス
1 P波の成り立ち
2 P波の異常
3 心室肥大
4 心筋虚血・冠不全
5 右胸心
Part 3 不整脈の読み方
1 不整脈の種類
2 不整脈診断のポイント
3 正常洞調律の診断根拠
Step1 頻拍型不整脈
Step２ 徐拍型不整脈
Step3 必ずしも心拍異常を伴わない不整脈
付 録 心電図モニター他
モデル波形
