Kindai E&S book
“弱者”にやさしい会社の話―大事なことを教えてくれる14の企業の思いと経営

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784765010825
  • NDC分類 335.35
  • Cコード C2034

内容説明

もっとみんなに知ってほしい、こんな会社があることを。―ベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者、坂本光司教授が絶対に紹介したかった希望と感動の14社。

目次

第1章 今、元気な企業は「弱者」にやさしい
第2章 障害者が生き生きと働く会社(株式会社スワン―人の善意に期待するのでなく障害者が真に自立して働くベーカリー;京丸園株式会社―“人”を中心に据えた運営により障害者も高齢者も皆が笑顔で働く農園;有限会社パーソナルフードサービス―障害者も健常者も共に成長しながら地域の人々の「食」と「健康」を支える ほか)
第3章 高齢者や社会的に弱い立場の人が元気に働く会社(コーケン工業株式会社―最高齢の社員は90歳。高齢者の元気が若い社員も元気にする「3世代同居」;西島株式会社―「一生元気、一生現役」の理念どおり、創業以来「定年なし」で会社を伸ばす;株式会社加賀屋―シングルマザーにやさしい職場環境が「最高のおもてなし」を生む人気旅館 ほか)
第4章 弱者にやさしい商品・サービスを提供する会社(株式会社アメディア―文字を音声化する製品等を開発・提供し視覚障害者の生活の自立に貢献;株式会社サン工芸―視覚障害者にとっての利用しやすさを徹底追求する点字案内板のパイオニア;株式会社モルティー―「すべての人をおしゃれに」を胸に移動美容室で老人ホームや山間地を巡回 ほか)

著者等紹介

坂本光司[サカモトコウジ]
法政大学大学院政策創造研究科教授、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長。1947年静岡県生まれ。浜松大学教授、福井県立大学教授、静岡文化芸術大学教授を経て、2008年より法政大学大学院政策創造研究科教授。法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科(MBA)兼担教授。NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長。他にも、国、県、市などの公職多数。専門は中小企業経営論、地域産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

going home

1
3月31日付けの朝日新聞朝刊beでも大きく取り上げられた法政大学坂本光司教授が、「日本で一番大切にしたい会社1~3」と平行して書かれた「”弱者”にやさしい会社の話」を読みました。特に、一番最初に紹介されているヤマト運輸グループの特例子会社「スワンベーカリー」と、二番目に紹介されている浜松市で水耕栽培を行っている農業生産法人の「京丸園」(55人の従業員中13人が障害者)は、やはり群を抜いて印象深いです。こういう会社で20年働くのと、ひたすら競争・競...争という風土の企業で20年働くのでは、障害者にとってだ2012/04/16

radicalsound41

1
ヒアリング先の社長に借りた本。ケーススタディとしては客観的な部分と主観的な部分が分かれてて読みやすいかも。2011/06/23

しのはら(か)

0
この14社を選びとる目利きがすべて。正しい経営をしたから伸びているのかどうか、因果関係を単純化しすぎているかも。成功した人にヒアリングしただけでは、後付けの理由が中心にならないだろうか。企業時に選んだ業種の確かさとか、本質を見落とすと、こうすれば成功するように誤解してしまいそう。この本に書かれたようなことを同じようにやっても成功と失敗は確率論的で紙一重のように思う。事例が客観的に書かれた部分は経営書として秀逸。加賀屋のシングルマザー支援や浜松の京丸園が取り上げられていることも備忘録として。★★★★。2010/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/656282
  • ご注意事項