戦場―二人のピュリツァー賞カメラマン

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  • サイズ キガイ判/ページ数 171p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784764105041
  • NDC分類 223.1
  • Cコード C0072

著者等紹介

沢田教一[サワダキョウイチ]
1936年2月22日、青森県青森市に生まれる。50年4月、青森高校入学。54年米軍三沢基地内の写真店で働く。56年結婚。61年12月、三沢時代の米軍将校の紹介でUPI通信社東京支社へ入社。65年7月、UPI特派員としてサイゴン支局に赴任。9月、「安全への逃避」を撮影。「安全への逃避」で第9回ハーグ世界報道写真展ニュース写真部問グランプリ。「安全への逃避」で第23回USカメラ賞受賞。66年4月、「安全への逃避」でピュリツァー賞受賞(ニュース写真部問)。「安全への逃避」でアメリカ海外記者クラブ賞受賞。「泥まみれの死」で第10回ハーグ世界報道写真展ニュース部門第一位、「敵を連れて」で同第二位。第24回USカメラ賞受賞。67年アメリカ海外記者クラブ賞受賞。68年「フエ城の攻防」で第26回USカメラ賞受賞。9月、UPI香港支局に写真部長として赴任。70年1月、UPI特派員としてサイゴンに再赴任。10月28日、F.フロッシュUPIプノンペン支局長とともに取材中のカンボジア国道2号線で狙撃され殉職(34歳)。70年ロバート・キャパ賞、講談社文化賞、アサヒカメラ賞受賞

酒井淑夫[サカイトシオ]
1940年3月31日、東京で生まれる。1961年明治大学在学中、PANA通信社の暗室でアルバイトをする。1965年4月、UPI通信社東京支局に入社。1967年4月、UPIサイゴン支局に赴任。881高地などインドシナ戦争を取材して回る。6月、雨季の南ベトナムで「より良きころの夢」を撮影。1968年4月、「より良きころの夢」でピュリツァー賞受賞(第一回企画写真部問)。1971年2月、ケサン基地を拠点にラオス侵攻作戦を取材。5月、ラオス侵攻作戦の終了後、UPIを一次退社し、渡米。1973年1月5月、UPIサイゴン支局に写真部長として復帰。1975年1月末、陥落迫るサイゴン、カンボジアなどを取材後、3月初旬、帰国。9月、ソウル支局へ転任し、朴政権下の韓国を取材。1976年UPIを再退社、フリーに。1986年AFP通信社東京支局写真部長に就任。その後、ソウル五輪、フィリピン政変、天安門事件などを取材。1989年8月、AFPを退社。以後、ビデオ企画会社・ウッドストックを主宰。1999年11月21日、鎌倉の病院にて死去(59歳)
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感想・レビュー

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Mariamaniatica

1
澤田教一さんについての本2冊が長年の愛読書でしたが、遅ればせながらこの写真集を手に入れてから1年。それでもまだじっくり見ることはできません。 同じように好きなキャパの写真とは明らかにちがうので・・・でも酒井さんの写真も含め、いずれも意義深い写真だと思う。いつかまた見てみます。本当の正義の存在はどこにあるのでしょう。2011/11/14

ARIA

0
ベトナム戦争の写真で非常に有名。戦争の良い悪いではなく、ただそこにある現実を写し撮る・・・戦場カメラマンの真髄が写真という形で濃縮されているような気がする。考えるな、感じるんだ!!の境地だと思う。2014/02/17

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