出版社内容情報
滅法面白い。副題「CIAの対日工作」のとおり、CIAがこれまで日本でどのような工作を繰り広げてきたかを歴史をたどって掘りさげたものである。これまでも、CIAの日本における工作活動について書かれた本はいろいろあるが、資料収集と取材の厚みにおいて、これまでの類書の十倍以上といってもいいすぎではない.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』328頁、より)
内容説明
標的・日本を抱き込め!張りめぐらされた情報網、激烈なスパイ活動の実態を初めて描き出す。
目次
第7章 反共工作基地
第8章 政界工作
第9章 情報戦争のいま
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
8
第7章 反共工作基地 1. チャイナ・ミッション =一色海岸= 葉山御用邸 ラルス・マクギーヒー (CIA批判) =東部エスタブリッシュメントとCIA= デスモンド・フィッツジェラルド フランク・ウィズナー 外交関係評議会 ="冷戦省"= チャイナ・ミッションは大失敗 ウィズナー、1965自殺 =厚木に対中工作基地= =ダウニー・フェクトー事件とサムライ工作= ジョン・ダワー =川合貞吉が"講師"= キヨナガ 川合・・・ゾルゲ事件連座 =伝説的スパイ= トフテ2009/04/18
cronoq
2
下巻は、対ソ・対中共工作最前線としてのCIA東京支局、そしてCIAの日本政界工作の話が中心。本書を引用元として記された書物が多く出回っているためか、本書の内容にはあまり新鮮味を感じなかった。読む前に少し期待し過ぎたか。それでも、CIA東京支局の実体をここまで詳しく記した書物は稀だ。CIAではないのだが、軍関係の米国諜報機関による何名かの政治家の評価も興味深い。一読の価値はあると思う。2012/08/19
i-miya
2
第7章 反共工作基地 1. チャイナ・ミッション =一色海岸= 葉山御用邸 ラルス・マクギーヒー (CIA批判) =東部エスタブリッシュメントとCIA= デスモンド・フィッツジェラルド フランク・ウィズナー 外交関係評議会 ="冷戦省"= チャイナ・ミッションは大失敗 ウィズナー、1965自殺 =厚木に対中工作基地= =ダウニー・フェクトー事件とサムライ工作= ジョン・ダワー =川合貞吉が"講師"= キヨナガ 川合・・・ゾルゲ事件連座 =伝説的スパイ= トフテ
4610tosan
1
これは面白かった。2012/09/30