内容説明
「つくる会」で何が起きたのか?改悪教育基本法の下で、学校と教科書はどうなるのか?沖縄をはじめ日本、世界で、歴史偽造を許さぬうねりが。
目次
第1章 「つくる会」に何が起きたのか?―二〇〇五年教科書採択に惨敗して(新しい歴史教科書をつくる会とは何か;〇六年以降の分裂劇 ほか)
補 「つくる会」内紛の一〇年
第2章 歴史歪曲に奔走する人々(南京事件・「慰安婦」否定を先導してきた「つくる会」人脈;日本会議―右派組織の中心 ほか)
第3章 問われる教科書検定制度(沖縄戦強制集団死(「集団自決」)の教科書検定問題
教科書調査官を廃止すべし―教科書検定に教科書調査官は必要ない)
著者等紹介
俵義文[タワラヨシフミ]
1941年福岡県生まれ。中央大学法学部卒。新興出版社啓林館・東京支社に勤務。その間、出版労連教科書対策部長、同事務局長、教科書検定訴訟を支援する全国連絡会常任委員など。現在、子どもと教科書全国ネット21事務局長、立正大学心理学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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