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内容説明
自由と人権のために書きおろされた感動の物語。それでも少年たちとその家族はブラジル人の誇りを失なわずたくましく生きぬいた。父親の亡命のために、外国を転々とせざるをえなかった子供たちの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sachi
2
ブラジルに日本人移民が沢山いたのに、言われてみれば、あんまりブラジルの事を知らず、70年代に、軍事政権だったのも知らなかった。オーストラリアにも、難民が沢山やって来るのだけど、気持ちは複雑やね。亡命する方にしてみたら、命からがら。落ち着いたら、祖国を思いながら、暮らしていくしかないんやけど、やっぱり、心の底にある故郷って、帰りたいんだよねえ。分かるよ、分かる、故郷には帰りたい気持ち。 しかし、今、現実問題として、受け入れる側に、余裕があれは、双方ハッピーで暮らせるのだけど、許容量を遥かに超えた難民が流れ2013/01/08