内容説明
本書は、微分・積分にまだ接していない方、「学んだけれども意味がわからない」とおっしゃる方、さらには忘れてしまった方にも読んでもらえるように、なるべく平易に書いている。
目次
１章 世の中は微分・積分でよくわかる（とても身近にある積分―小学校で習っている？；面積と傾き―グラフの凸凹；歩くから走るへ―無意識に行っている微分・積分 ほか）
２章 微分の基本の基本（物事を客観的に（データを分析する前に；グラフにすると見えるもの）
グラフの間隔を短くすると―折れ線から曲線へ
誤解を生まないために―「急激さ」を他人に伝えることは可能？ ほか）
３章 積分の基本の基本（まず積分ありき―微分より古くからあった積分；複雑な形の面積―とにかく細かく分割しよう；ソフィストたちのおかげ―数字の発達のために必要だった試練 ほか）
著者等紹介
岡部恒治［オカベツネハル］
１９７３年、東京大学理学部大学院卒、１９７３年、都立大助手、１９７８年、埼玉大講師、１９７９年、埼玉大助教授、１９８９年、埼玉大教授、現在に至る。現在、読売新聞で土曜日の夕刊ワイドに算数パズルの「解けるかな」連載中
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