内容説明
「ヘそ」で生きるとは、本質の自分との関係を深めていくこと。お詫びとお礼、思いの切り替え。「へそ」で生きるために大切な2つの方法。
目次
第1章 本来の自分とつながり直す道(目標を達成してもけっして消えない虚しさ;罪悪感を埋めるために何者かになろうとした体験 ほか)
第2章 「なんとなくの世界」を知る(喜びながら生きていくそれが天の親の喜び;見える世界と見えない世界で人生を織り上げていく ほか)
第3章 「へそ」で生きる(手を合わせて祈るその先を感じること;もとを意識することが「へそ道」の中心である ほか)
第4章 へそと自己受容~自分を受け入れる大切さ~(存在しているだけで意味があるということ;「感情」と「行動」を分けるということ ほか)
著者等紹介
入江富美子[イリエフミコ]
大阪出身。ファッションデザイナーを経て、アロマセラピスト、大手企業の外部講師として活動。その後、映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」(2007年)を制作。映画監督デビュー。村上和雄ドキュメント「SWITCH」(鈴木七沖監督)では、「ミッションを生きる」女性として出演し、話題となる。現在は自ら考案した「へそ道」のワークショップを主宰。国内外にて精力的に活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
22
【生き方】2019年の1冊目に再読。昔この人が作った映画を観ていたこともあり、メッセージはすんなりと入ってきた。白駒妃登美さんが仰る天命追求型の生き方とも重なり、日本人として「おてんとさま」に何時でも見てもらっているという感覚を抱きながら、目の前のことを喜びながら生きていこうという教えは腑に落ちた。起こる出来事一つひとつに善悪などの意味をつけず、何を掛けたら喜んで感謝して生きれるだろうか。この視点があるだけでネガティヴな感情に呑み込まれることは減っていく。仏教の教えとも通じるところがあり、学びになった。2019/01/01
あまね
19
本棚の整理をしていたら、未読の本作を発見。『あらあら』と読み始めたら、思った以上に内容の濃い本に嬉しい驚きでした。私のへそは母と繋がっていて、母のへそは祖母と繋がっていて、祖母のへそは…。そうして辿っていくとその線は一本の道となっていて、根源に繋がっているという考えに『なるほど』と。読むたびに、新しい発見があるだろうなと思えた本でした。再読したい本棚に移動です。2017/09/24
Naomi
14
「へそ」(みたま)を大事にして生きること。ありのままの自分で生きること。ふわ~っとした感じのことを、丁寧に伝えてくれています。「使命」は、そんなに大きなことじゃなくて、目の前のことに集中して「今」を大切にすればいいとわかって、心が軽くなりました。わたしは、もっと、日々の「お詫び」と「恩送り」を意識したほうがいいのかもしれないと感じます。「光らせている人が光っている人」この言葉、わたしの心にも残りました。忘れずに、これを目指していこうと思います。2014/09/16
akiᵕ̈*
3
再読。神道的な人の本質が分かる1冊。自分らしく生きるとは?ミッションを生きるとは?みんながみんなふと立ち止まり、そんな事にぶち当たる事はないかもしれないけれど、そう思った時にこの本と出会えたなら、自分を生きるヒントになると思います!2018/05/09
明星ことこ
3
好きで選んだ仕事が出来て好きなことをやり続けてきたけど、近頃やりたいことの中の自分がやれることはやり尽くした感、燃え尽き症候群のみたいなになってたところに出会った一冊。もしわたしが「使命」に気づけたとしても、今の仕事を辞めたくはない、、、となんとも中途半端な自分には気づけた。さあ、これからわたしはどうなるのか、どうするのか、楽しみにしつつもう一度最初から読んでみようと思わせる著者のパワフルな思いに感銘。2014/11/24