内容説明
いま、語り尽くす「稲盛人生訓」の神髄!京セラ、KDDIをつくり、JALの再建を託された著者が実践してきた6つの教え。
目次
プロローグ 「六つの精進」がすばらしい人生をもたらす
1 誰にも負けない努力をする
2 謙虚にして驕らず
3 反省のある毎日を送る
4 生きていることに感謝する
5 善行、利他行を積む
6 感性的な悩みをしない
著者等紹介
稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、84年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年2月より日本航空会長、内閣特別顧問に就任。一方、1984年には稲盛財団を設立すると同時に「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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IGBB
2
六つの精進があげられているが、私がいちばんいいなと思ったのは、六番目の「感性的な悩みをしない」である。著者は「すんだことに対して深い反省はしても、感情や感性のレベルで心労を重ねてはなりません」と説く。著者は三番目の「反省のある毎日を送る」にもあるように反省は強く勧めているのだが、いつまでも悔やみ思い悩むことは禁じている。クヨクヨと思い続けることは、心の病を引き起こし肉体の病につながり、人生を不幸なものにしてしまう、だから、理性的に物事をみて、新たな思いと新たな行動に直ちに移るべきであると説く。2021/06/02
kus66
2
一見、当たり前のことが書かれているが、その当たり前の行為の肝要さ、また難しさに気付かされた作品。「人の為には『小善』でなく『大善』をなせ」(P76)の考えに、深く共感した。2011/11/05
やくー
2
感性的な悩みをしないっていうのが目から鱗。2011/09/24
takajisanta
1
素晴らしい人生を送るために基本的な考え方。 1 誰にも負けない努力をする 2 謙虚にして驕らず 3 反省のある毎日を送る 4 生きていることに感謝する 5 善行、利他行を積む 6 感性的な悩みをしない2014/10/03
田中
1
フェリーにて。「感性的な悩みをしない。」まさに心を整えるには良い本でした。DVD付きなので、社員研修に良いと思います。2012/04/15