内容説明
東南アジア文学賞をはじめ多くの文学賞を受賞した、現代タイを代表する作家の傑作短編集。
著者等紹介
リョウワーリン,ウィン[リョウワーリン,ウィン][Lyovarin,Win]
1956年3月23日、南タイのソンクラー県生まれ。地元の中学を卒業後バンコクの有名高校へ進学、チュラロンコーン大学建築学科卒。タマサート大学修士課程でマーケティング専攻。修了と同時にシンガポール、次いでアメリカで広告業界の仕事に従事、85年に帰国するとコピーライターを経て92年の短編『肉欲と涅槃』(チョー・カーラケート短編文学賞受賞)でタイ文壇にデビューした。その後、短編集『嘆きの凶兆』『黒い手帳と紅葉』(ともに95年)で全国図書開発委員会賞を受賞。97年に東南アジア文学賞を受賞した長編『平行線上の民主主義』はタイの歴史家、文学者、ジャーナリズムの間で大論争を巻き起こした。99年には短編集『人間と呼ばれる生き物』で二度目の東南アジア文学賞受賞を果たし、一躍、時の人となった。2000年には国際交流基金に招かれ来日、日本の作家と対談したほか、広島での体験をエッセイで発表するなどした
宇戸清治[ウドセイジ]
1949年福岡県生まれ。(財)五島美術館学芸員補のかたわら早稲田大学社会科学部卒。ベルリン工科大学経営学部中退後、76年より4年間、(財)海外技術者研修協会バンコク長期出張員としてタイに滞在。帰国後は東京外国語大学大学院修士課程を経て、86年助手。現在、同大学教授。専攻はタイ文学。ウィン・リョウワーリン氏とは2000年6月に東京で対談、01年国際交流基金主催のタイ作家、チャート・コープチッティ氏の来日講演ではコーディネーター役を務めた
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